長持の修理のご依頼をいただきました。 何棹かの長持をお持ちでその中から良さそうな品を選んで修理させて頂きました。 何棹かあったので修理のご依頼をいただいた品の写真が撮れていませんでしたが、修理前はこんな感じでした。
かなり年代が経っていたようでかなりの汚れ方でした。 完全に綺麗にしてしまうのではなく現状の雰囲気を残して悪い部分だけ修理することになり、割れている部分や虫食いの部分等を修理してオイル仕上げさせて頂きました。
一度洗剤で綺麗に水洗いします。
蓋の部分を洗剤で洗うと他の部分とかなり綺麗になっているのがわかります。
洗い後よく乾燥させて状態
勿論中も綺麗に洗剤で洗いました。
この後割れ部分や虫食い部分を修理してオイル仕上げしました。
割れを埋めた部分は新しい材料を使うので色が白く目立ってしまったので着色してわかりにくいようにしています。(写真の矢印部分) 割れを埋める前、埋めた後の写真を撮り忘れています。
完成品