豊中市 M様からのご依頼品

鎌倉彫の鏡台を修理してもらいたいとお電話を頂きました。お話をお伺いすると、鎌倉彫の工房に聞いてみたら「これは多分会津塗りでしょう」との事だったようですが、修理金額がすごかったようで、ご連絡いただきました。
通常のドレッサーの様なサイズではなく、畳や床に直接座ってちょうど良い様なサイズの鏡台が姫鏡台です。

私は唐木家具等の唐木製品の漆塗り(拭き漆仕上げ)はさせていただいておりますが鎌倉彫や輪島塗に代表されるような所謂漆器の塗りは私自身させて頂くことはできません。ウレタンで塗装することは可能ですとお話ししましたら、漆塗りの様なお手入れの手間のかかるものでなく、簡単に水拭きでもできる様な修理の方が良いとの事でしたので修理、再生させていただき事になりました。
今まで何度も古くなった漆器をウレタン塗装をして修理させて頂いておりますのでこの姫鏡台の様な仕上げ方もさせて頂いておりました。

お持ち頂いた時は傷もありましたし、かなりくすんでおりました。

 

全ての部分ペーパー掛けをし、欠けや傷部分を修理し再塗装させていただきました。

 

天板の白くなっていた部分は、ガラスを白く塗ってありましたが汚くなっていましたので、綺麗に拭き取り、ガラスの下に椅子の張り替えの生地サンプルの似合いそうな物があったので敷かせていただきました。綺麗になったと喜んでいただき、椅子の修理や椅子の座面の張り替えもささていただきました。本当にありがとうございました。